思春期男子の青春

断じて、恭は男子ではない。

逆行Novel (赤黒)4

「赤司くん。」

「? あぁ、どうした?テツヤ」

「これから、マジバ行きませんか?(キラッ」

放課後。

今日は部活が休みで、学校も早く終わった。

「……本当に、好きだな…(苦笑」

「好きに決まっているでしょう!? マジバは、いつも裏切りませんからっ」

「………そ、そうか。よかったな」

「はい((ドヤッ」

黒子は、精神年齢が高いせいかキャラが、おかしくなっていた。

マジバ。

「やっぱり、バニラシェイクか」

「ダメですか?」

「いや、問題ない、」

少々、返答に困る。

「あれれ~?」

どこかで聞いたことあるやる気無さげな声が、聞こえてきた。

「? 紫原か。どうした?」

「いや~なんか、一人話してたから」

「あぁ、見えてないのか」

「は?」

「ーーこんばんは、紫原くん」

黒子が、声をかける。

「ーー?! い、いつの間に…?」

もちろん、紫原は驚いたように、黒子をみた。

「さっきから、居ました」

慣れたように(実際慣れているが)すまし顔で、言う。

「やはり、気付いてなかったか」

「誰?」

「同じバスケ部の一軍だよ」

「こいつが~?」

黒子テツヤと言います」

「んーー。 よろしく~」

その後紫原は、シェイクを買って出ていった。

「赤司くんは既に知り合いでしたか」

「クラスが一緒でな。時々話すからな」

「へぇ」

「そういえば、緑間くんと将棋はしてるんですか?」

「ん、あぁ、やってるぞ。あっさり、勝ってしまうがな、」

「はは。さすが、元棋士さんですね」

赤司は生前、棋士として稼いでいた。

「まあな。やっぱりたのしいな。」

「そうですか。今度相手してください」

「できるのか?」

「暇潰しとして、やってましたよ」

「へぇ、初耳だな」

それから、爺臭い会話をしていた。

精神年齢高いから。←

ー★ー★ー★ー★ー

ネタがやばいです。

あ、占ツク始めるつもりです。

ぜひ、そちらも。

逆行Novel (赤黒)3

翌日

今日から、一年生が体験入部してくる。

「やっと、ですか」

「だな。13年間待ってた甲斐がある」

「赤司!黒子! ちょっと来い!」

遠くから、虹村先輩の声、それを聞いて、虹村先輩の元へ歩いていく。

「…なんですか?」

「お前らは今日から、一軍だ」

「「ーー?!」」

さすがに驚いた。

「すぐに一軍体育館に行け」

「はい。」

「わかりました」

「……予想外ですね」

「あぁ。でも、ちょうどいい」

「はい」

体育館に行けば、懐かしい先輩も見えた。

「あいつらは、早くて来週だな」

それから、懐かしい練習をして部活を終えた。

「帰りますか」

「あぁ、そうだな。」

「あ、おーい!」

遠くから、声がして振り返る。

「あ、」

「お前らたしか一年たよな?」

「そうだが」

他人のふりをする。

「すげーなっ もう一軍なんてっ」

「…昨日監督に会って、少しやっただけですよ」

「それでも、すげーよっ!!」

「そうですか」

「お前なんて、細くて筋肉あんのか?」

「……もうすこし、オブラートに包むとか、してほしいですね」

「ん? なんかいったか?」

「いえ」

「(黒子も、人のこと言えないがな)」

「なにかいいました?赤司くん」

「いや、問題ない、」

青峰はすぐにどこかへいった。

「ピュアでしたね」

「ピュアだったな」

…………………

ー★ー★ー★ー★ー

誰も知らない俺だけの記憶

いつの事か、覚えてない。

「ーー! 帰ろう」

「あぁ。そうだな」

あいつに名前を呼ばれる、それが、心地良かった。

あいつのおかげで、嫌いだった自分の名前が好きになった。

「ーー!」「ーー!」「ーー?」

いつも、変わらない笑顔が向けられていた。

ーー『幸せただ』

そう思えていた。

でもーー

「ぁ、おいッッ!!」

キイイイイイイイイッーー

耳障りな甲高い音が、

辺り一面に散らばる紅い液体が、

夏のように暑い炎天下が、

俺とあいつに間を、つくる。

「は、はは… よかった……ーー」

「なんで……なんで、んなことしたんだよ…」

視界が、白んでいく。

あいつは、無理に笑った。

「ーーーー、ーーーー。」

逆行Novel (赤黒)2

Side.akashi

自分が逆行したと気づいたのは、生まれた時だ。

生まれた瞬間は、目が見えなかったが、自我はあった。

ーー「貴方の名前は、征十朗。赤司征十朗よ」

優しい母の声、そして自分の名前を聞いて確信。

ーーもしかしたら、自分と同じ人がいるのではと、前髪を切った。

おかげで一人見つけた。

入学式に目が合って、笑いかければ驚いたような顔をしていた。

「赤司くん…!」

精神年齢は今の何倍のあるはずが、変わらないようだ。

正直言えば、己は後悔していた。キセキの開花のせいで、次々とバラバラの個人プレイ中心になった。

己をずっと攻め立てていた。

高校の冬、黒子たちが戻してくれた。でも、次は己の力で、どうにかしたい。

ーーもう後悔したくないんだ。

Side.free

放課後。

赤司と黒子は体育館にいた。

バスケ部に見学しに来ていた。周りには、全くといっていいほど部員以外いない。

「誰も見学いないですね」

「元々、今日は体験入部できないからな。よっぽどやりたいやつは、ストバスだろう」

「デスヨネ」

「なんで、片言なんだ」

「いえ、気にしないでください。で、どうします?」

「どうにかして、参加するか」

「虹村先輩とかに、話しかけます?」

「そうだn((「ん? 見学か?」必要ないみたいだ。」

タイミング良く、噂の(?)虹村先輩がきた。

「デスネ」

「今日は体験入部できないんだけどな」

「あ、いや。見学でもと…」

「へぇ、やる気があっていいな。監督に掛け合ってやるよ」

「! ありがとうございます」

虹村先輩は、監督の元へ歩いていった。

「…いい人でしたよね」

「………あぁ」

なにを思い出したのかは、各々で。

「いいってよ。一人か?」

「いえ、ここに」

やはり黒子は見つけられて無かったらしい。赤司が指指(さ)して、やっと視界にはいる。

「ーー!?? ,!?」

「スイマセン。影薄くて」

「おま、いつから…いや、まあいい。こい」

「「はい」」

二人は着替えて、監督の元にいた。

「得意なこと、あるか?」

「得意なこと、ですか? だいたい、何でもできます」

「そうか。黒子は」

「パスです」

「パス?」

「はい。得意言うほど、シュートやドリブルは上手くないですが、影が薄いのでそれを生かしてパスの中継役を」

「パスの中継役… 面白いな。あとで、見せてもらおう」

「はい」

ーーまず、第一関門は突破。

ー★ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー

次は、バスケ関係が多いかと。

もしかしたら、一気に進んでいるかも…

逆行Novel (赤黒)

僕には記憶がある。「前世」というものだ。でも、「前世」とも、言えない。

何故なら、その「前世」ともいうが、<今>から死ぬまでの記憶なのだから。小説で、よんだことがある。「逆行」と、呼べるものだ。

何故逆行してしまったかは、わからない。でも、やりたいことがある。

ーー彼ら「キセキの世代」を救いたい。

中学3年のころから思っていたことただ。

もうあのな事には、したくない。だから、僕には「やり直す」ことができる。これを、使わないわけない。

「やり直す」ときめてから、10年が経っていた。いま、僕は帝光中学に上がった。

細かくは覚えてないが、ほとんど同じと分かる。遠目でわかる何種類かの色に、目を細めた。

「ーー桜の舞う春、僕達新入生は晴れて中学に上がることができました。」

新入生代表である赤司くんが、ステージに上がっている。

「ーー!?」

それを見て、驚いた。

ー前髪が短い。

衝撃的たった。今の彼は高校時代のそれだった。

そして、驚いている僕と目があうと、彼は笑った。

「(…もしかして)」

そんな考えが、胸の奥から、込み上げてきた。

「ーー新入生代表、赤司征十朗」

入学式が終わると、僕はすぐに駆けていた。

今まで、必死にバスケを練習した。あの時の僕より体力はある。何倍も。

「ーー赤司くん……!!」

赤い髪が目に入って、名前を呼んだ。

「ん? あぁ、黒子テツヤか。どうしたんだい? そんなに走って」

「あの…えと、」

今になって、気が付いた。

ーーどう問いかければ!!?

直球でいって、もし違えば引かれてしまう。どうすれば…!?

「…結構走ってたけど、鍛えてるね。<前>と大違いだ。」

「ーーえ?」

その言葉に固まった。

「ーー久しぶり、テツヤ。良かったよ、<これ>で気付いてくれる人がいて。」

「赤司くん……!!」

変わらず笑ってくれる彼を見て、思わず抱きついてしまった。

「おっと、」

涙がでてきた。

「精神年齢●●歳のおじいちゃんが泣くなんてねw」

「それいっちゃダメです」

「それもそうだ。さて、授業が始まるけど。戻ろうか」

「(ズビーッ)ばい…ズミマゼン」

「オブラートに包むとか、ないよね」

「はぁ……?」

「いや、何もないよ。じゃあ、またあとで」

「はい。」

こんなに泣いたのは、いつぶりだろう。

続ける←

★ー☆ー★ー☆ー★ー☆

つぎは、逆行モノ書いてしまった……!!

スイマセンスイマセン。まじ、スイマセン←

赤黒予報です。

赤黒♀ 黒子視点。

初めて彼を知ったのは、入学式の日だった。

「新入生代表、赤司征十朗ーー」

「はい」

その声が、私を反応させた。

澄んだ綺麗な声が、私の心を、早くした。

赤い髪が美しくて、目が離せない。

でも、絶対に自分じゃ釣り合わないって、解っていて。

でも、

「好き」

その言葉が、胸の中でぐるぐるしてて。

時々つらくなる。

少しでも近くにいたくて、バスケ部に入った。バスケをする姿がとてもカッコいい。

指示を出すときは凛々しくて。

「好きだ」

「え…」

彼に言われたとき、信じられなかった。

うれしかった。

こんな、私でいいのか。そうも、思った。でも、彼が言った。

「テツナだから、いいんだ。」

これほど嬉しいこと、あるだろうか。

「愛してるよ」

彼の言葉は、いつも私を安心させてくれる。

幸せです。

End

☆―★―☆―★―☆―★―☆―★

なんとなく、続き書いてしまった。

評価してくださると、嬉しいです。

赤黒♀ 赤司視点。

俺には、想い人がいる。

彼女は優しい人だ。

消えてしまいそうな髪の色、温めてくれるような笑顔。

人を大切にする人彼女に、一瞬にして心奪われた。

ーー黒子テツナ。

彼女の名前。彼女が、何度も俺を悩ませた。

出会いは中学の入学式だった。

桜の木の下で、彼女がいた。髪が風でなびいて、無表情ながらも何処か嬉しそうな彼女の表情が、美しいと思った。

「ーー//」

見てるだけで、顔が熱くなった。

それから、彼女がバスケ部に入ってきた。運命かと、思った。

「ーー好きだ」

「え…?」

告白して、付き合い始めた。

夢のようで、幸せだった。

「愛してる」

「///」

そういえば、彼女は、赤くなって。

今も彼女は俺をみてくれている。

なんて、幸せなんだろう、俺は。

End