思春期男子の青春

断じて、恭は男子ではない。

Novel めだか箱×黒バス3

「ん、んーーー? お、涼にゃんはっけーん!!」

「うぐぼっ」

黄瀬を見つけ、後ろから抱き付いた。今は、汗だくでユニフォーム姿。

「ん? 大丈夫か?黄瀬」

「うぐ…だ、大丈夫っス」

「!? 誰だ!?その美人はっ」

「Ciao.ciao.ー♪ 廻巡ちゃんでっす。涼にゃんおひさー♪一年6ヶ月22日あ、ぴったしだー tk、大きくなったね~~カッコいいなぁ いつも雑誌買ってるよ~」

「久し振りっスね。廻巡っち。今日は、美人さんっスか。どんな気分で?」

「気分ー? ないよ。気まぐれで、さつにゃん以上なのー涼にゃんは何がいい?貧乳?巨乳?俺は板かなーむしろ、そこから、育てたいよ。涼にゃんも育てようか? ちちくりあう?合っちゃう?それとも、なめ回しちゃう?」

「いやー今はパスっス。 これから、試合みるんで」

「そかーーあ、怪我してるね。大にゃんと祥にゃんに踏まれちゃったんだ。治してあげようか?」

「本当、何でも知ってるっスね。」

「なんなら、踏まれた回数も…」

「いいっス。それに、地味に治すっスから」

「え? あ、ごめん。2ヶ月経っちゃった。 いまだと、全治2週間かな。」

「ありゃ? じゃ、そこで、止めていいッス」

「そう? おけー」

「tk.寒くないんっすか?」

「大丈夫だよ~ 体温は年中夏だから。さすがに半袖はKyでしょ?あ、夜の営み昼間からヤっちゃう?きゃー、俺ビッチみたいっ。温めてくれるんなら、冬にするけど? ヤる?ヤっちゃう?俺頑張っちゃうよ?涼にゃん女の子にしちゃうかも。」

「あーー、いいっス。男の子でいたいっすから」

「ブーー 」

黄瀬は、ニコニコしている。周りはまたしてもドン引き。

「あ、俺あつにゃん探してるんだった。じゃねー」

挨拶の変わりに、キスをしようとする。

「ダメっスよー。」

「ブーー」

が、手で止められた。

「もういいもん。 じゃねーーーー」

「またねっす。(⌒0⌒)/~~」

スキップしながら、歩いていった。

「だ、誰だ?」

「あーー、中学の先輩っス」

「!? あいつが?」

「はいっす。強いっスよー。キセキかかっても、勝てなかったっスから」

「ーー!?」

「女、だよな?」

「いえ、男の子っス。時々、あんなことするんス」

「はっ?!」

「……俺、あの子なら、いけるかも」

「森山!? お、落ち着け!!!」

「……まぁ、実際性別も、よくわかんないんスけどね(ボソッ」

「?」

ー★ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー★ー

次は、月曜日らへんで。

コメントしてくれると、嬉しいです(о´∀`о)

Novel めだか箱×黒バス2

WC 、準決勝 洛山vs秀徳の試合残り30秒。

「あ、おわんじゃん。ラッキー」

洛山、赤司たちの圧勝。

試合終了。廻巡は洛山が使うロッカールームのベンチに横になった。…いや、眠った。

洛山生徒がなかに入り、追い出したくても全く起きてくれない。すると、赤司が中に入ってきた。

「どうした?」

「あ、征ちゃん…この人が」

「ん? !廻巡…」

「え、知り合い?」

「あぁ、中学の先輩だ」

「「!?」」

赤司は廻巡に歩み寄り、手を伸ばす。その手は白い首に掛けられる。

「せ、征ちゃん?!」「お、おい」

喉元の指をあて、力を込める。あきらかに首を絞めていた。

「……ん?」

数秒後、その人物が目を開けた。同時に赤司は、手を離す。

「おはよう。久し振りだね。今日は、女かい?」

「おー 征にゃん、ハロー1年と6ヶ月13日と2時間23分14秒ぶりー。今日は、さつにゃん以上の大きさを目指したんだよ。 征にゃんは年上がいい?それともロリ?ロリコン? きゃーじゃあ、俺が十歳を目指そうかな。ちなみに好みは黒髪のストレートで、赤の似合う子がいいな。あ、イヴコンじゃないよ。 俺はロリコンでマザコンでファザコンでシスコンでブラコンで変態で犯罪者で囚人で、男で、女なんだから」

「うん。変わらないね。廻巡が十歳なら僕はロリコンかもね。いや、めぐコンかな?」

「おけー じゃ、京都行ったらそうするーあ、髪切ったんだ。しかも一人称が僕とか、わらわらわらー 赤いハサミで切るってすごくない? 真にゃんのハサミ貰ってこようかな。わら笑笑ー 舐めたい。すごく舐めたい」

「それは、明日にしな。真太郎のラッキーアイテムだから。京都にきたら案内しようか」

「やったー」

廻巡は、そういってロッカールームを出ていった。

洛山生徒の赤司以外、みんなが呆然としていた。

Novel めだか箱×黒バス

帝光バスケ部(以下略)

妙な噂が今もある。まるで時を操っているような選手がいると…ー

背番号『0』という異様なそれを着た男。「キセキの世代」すら、彼には勝てない。彼こそ本当の無敗の勝者である。

今では、あのマンモス校箱庭学園2年に在校しているとか。

そして「キセキ」は言った。「時の王はアイツ」と。

「あがー……なじみんさー そろっと来た らー?」 あるビルの屋上、フェンスにコウモリのようにぶら下がるのはー世渡 廻巡(よわたり めぐる)。一人ぶつぶつつぶやいている。 「んー …反応ないならいいや。どっか遊びに行こうかなーひまだし。あ、テツにゃんのとこ行こうかな。バスケやってるみたいだし」 廻巡は、そういってフェンスのうえに立ち飛び降りた。 廻巡は、東京のある体育館の周辺にいた。季節は冬、なのに服装はジーパンに薄手のシャツとカーディガン。はたから見たら、明らかに寒そうである。 「へぇ♪ WCかぁ。皆いたりしてwww」 廻巡の体型が、一瞬にして変わった。 胸があった。男なら、振りかえってしまうほど、大きな胸。髪は肩上のショート。明らかに女になっていた。 「じゃー いきますかぁ♪」