初めて彼を知ったのは、入学式の日だった。 「新入生代表、赤司征十朗ーー」 「はい」 その声が、私を反応させた。 澄んだ綺麗な声が、私の心を、早くした。 赤い髪が美しくて、目が離せない。 でも、絶対に自分じゃ釣り合わないって、解っていて。 でも、 …
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