逆行Novel (赤黒)3
翌日
今日から、一年生が体験入部してくる。
「やっと、ですか」
「だな。13年間待ってた甲斐がある」
「赤司!黒子! ちょっと来い!」
遠くから、虹村先輩の声、それを聞いて、虹村先輩の元へ歩いていく。
「…なんですか?」
「お前らは今日から、一軍だ」
「「ーー?!」」
さすがに驚いた。
「すぐに一軍体育館に行け」
「はい。」
「わかりました」
★
「……予想外ですね」
「あぁ。でも、ちょうどいい」
「はい」
体育館に行けば、懐かしい先輩も見えた。
「あいつらは、早くて来週だな」
それから、懐かしい練習をして部活を終えた。
★
「帰りますか」
「あぁ、そうだな。」
「あ、おーい!」
遠くから、声がして振り返る。
「あ、」
「お前らたしか一年たよな?」
「そうだが」
他人のふりをする。
「すげーなっ もう一軍なんてっ」
「…昨日監督に会って、少しやっただけですよ」
「それでも、すげーよっ!!」
「そうですか」
「お前なんて、細くて筋肉あんのか?」
「……もうすこし、オブラートに包むとか、してほしいですね」
「ん? なんかいったか?」
「いえ」
「(黒子も、人のこと言えないがな)」
「なにかいいました?赤司くん」
「いや、問題ない、」
青峰はすぐにどこかへいった。
「ピュアでしたね」
「ピュアだったな」
…………………
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