思春期男子の青春

断じて、恭は男子ではない。

赤黒♀ 黒子視点。

初めて彼を知ったのは、入学式の日だった。

「新入生代表、赤司征十朗ーー」

「はい」

その声が、私を反応させた。

澄んだ綺麗な声が、私の心を、早くした。

赤い髪が美しくて、目が離せない。

でも、絶対に自分じゃ釣り合わないって、解っていて。

でも、

「好き」

その言葉が、胸の中でぐるぐるしてて。

時々つらくなる。

少しでも近くにいたくて、バスケ部に入った。バスケをする姿がとてもカッコいい。

指示を出すときは凛々しくて。

「好きだ」

「え…」

彼に言われたとき、信じられなかった。

うれしかった。

こんな、私でいいのか。そうも、思った。でも、彼が言った。

「テツナだから、いいんだ。」

これほど嬉しいこと、あるだろうか。

「愛してるよ」

彼の言葉は、いつも私を安心させてくれる。

幸せです。

End

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なんとなく、続き書いてしまった。

評価してくださると、嬉しいです。